デザイナーズ家具&インテリア
マルセル・ブロイヤーのページ 12
マルセル・ブロイヤー
Marcel Breuer
1902年にハンガリーのペックスで生れる。
ウィーンで美術を学んだ後、ワイマールに 移りバウハウスの第一期生として学ぶ。
当時の家具工房のフォルムマスターであったグロ ピウスは彼の才能を見抜き、家具のデザインを勧めた。
このバウハウス時代に、スチールパイプの家具を完成の域まで高め、デザイン史に大きな足跡を残す。
1928年までデッサウのバウハウスで教えた後、3年間ベルリンで建築とインテリアデザインに取り組んだ。1935年 グロピウスと共にイギリスで2年間を過ごした彼は、成型合板による家具のデザインを始める。
ロンドンのイソコン社との出会いがロンドン滞在約2年の間に成型合板に よる革新的な家具を残している。
その後、グロピウスのあとを追いアメリカに移住し、ハーバードで教職に就いた。
1946年から1976年の引退までニューヨークで事務所を開き、数多くの建築の仕事をしている。1952年パリ・ユネスコ本部の設計、ホイットニー美術館、IBMリサーチセンター、ニューヨーク州立大学、などの建築作品がある。
マルセル・ブロイヤーのページ 12
■楽天市場でマルセル・ブロイヤーの商品を一覧検索■楽天市場でワシリーチェアを一覧検索
■楽天市場でマルセルテーブルを一覧検索
■オススメショップで探す
マルセル・ブロイヤーの詳細
ハンガリー出身の建築家・インテリアデザイナー。1902年ベックスに生まれる。
ウィーンの建築事務所に務めた後、前衛芸術の世界を知って1920年ワイマールにバウハウスが設立されると、同地に移って最年少の1期生として学んだ。卒業後、動向の家具主任教員となる。
1928年ベルリンに個人事務所を開いて建築とインテリアデザインに取り組んだ。1935年にはロンドンにわたってF.R.S.ヨークのパートナーとして働き、アイソコン社の主任デザイナーとなった。
1937年アメリカに移住。ハーバード大学で準教授を務めた。1946年ニューヨークでマルセル・ブロイヤー&アソシエイツを設立、1976年まで経営に携わった。
1968年AIA金メダル受賞している。マルセル・ブロイヤーは1925年に世界最初のスチールパイプ椅子を制作。工業部材を用いた斬新な発想の作品を次々と世に送り出した。
建築においてもモダニズム建築から彫塑的作品まで幅広い作品を制作。代表作はパリのユネスコ本部ビル、NYのホイットニー美術館などがある。